行政書士小川真事務所のブログ | 外国人ビザや各種許認可などの手続での悩みは埼玉県越谷市の行政書士小川真事務所にご相談ください。

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2018年07月06日 [Default]
1か月ほど前にとある外国人の方からビザのご相談を受けました。
母国にいる奥さんを日本に呼んで一緒に暮らしたいというご相談でした。
何でも、一度ご自分で申請手続きをしたそうですが、その時は入管への説明が不十分で不許可になってしまったとのことでした。
旦那さんは、結婚したばかりの奥さんを一人国に残しさみしい思いをさせていて心配でならないと言っていました。
切実です。
異国の地で一人頑張る旦那さんが仕事から家に帰ったときに誰もいない状況を考えると、寂しがり屋の私が同じ状況ならとても耐えられないと思いました。しかもまだ新婚なのに。
何とかこのご夫婦の力になりたいと思いました。
私は、いわゆる就労ビザ手続きに関しては多くの経験があるのですが、今回のようなケースの依頼は初めてでした。
それでも、全力サポートを誓った以上そんなことは言ってられません。
ご相談者はもっと切実なのです。正直、不安はありましたが過去の事例やあらゆる文献を調べ何とか申請することができました。
今回のような場合、家族滞在というビザ申請をして海外にいる奥さんを呼び寄せる手続きをとります。
必要な書類として、結婚証明書やなぜ日本に呼び寄せたいのかを書いた理由書、お二人の出会いから結婚までの経過を詳細に説明した文書などを用意しなければなりません。
慣れない方が自力でやろうとするには大変なことだと思います。しかもそれが外国の方だったらなおさらそう感じることでしょう。
無事に申請を受理してもらって、結果を待っていたのですが先日、入管から許可通知が届いたとの知らせを受けました。
とても、喜んでいただきこの仕事の素晴らしさを実感することのできたひと時でした。
日本でお二人力を合わせて頑張ってください。



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